保険は“お店を守る見えない力”
保険は“お店を守る見えない力”
――小売・販売業が直面する5つのリスクと備え
アドバンスホールディング
梅村 崇貴
小売・販売業は、商品を並べ、接客し、お客様を迎える――
いわば “日常の中に安心を提供する仕事” です。
しかし、その日常の中には見過ごされがちなリスクが潜んでいます。
商品破損、万引き、顧客トラブル、サイバー攻撃…。
どれも突然発生し、お店の売上にも信頼にも大きな影響を与えます。
ここでは、小売業で特に多い5つのリスクを、分かりやすくご紹介します。
■ 1. 商品破損・陳列中の事故
お客様が商品を落として破損してしまうことは、どのお店でも起こり得ます。
また、スタッフが誤って破損してしまうケースも珍しくありません。
▼ 備え:店舗保険(商品・什器補償)
→ 商品補填や什器の修理費をカバー。損失を最小限に。
■ 2. 万引き・窃盗(店内・バックヤード)
小売業で最も頭を悩ませるのが「万引き・盗難」。
特に化粧品、家電、小型アクセサリーなどは盗難リスクが高い商品です。
▼ 備え:店舗保険(盗難補償)
→ 万引き・侵入盗による損害を補填。
■ 3. 店内での顧客事故(転倒・落下物など)
濡れた床での転倒、陳列棚の倒れ、商品落下――
お客様のケガにつながる事故は、店舗の信頼に直結します。
▼ 備え:施設賠償責任保険
→ 治療費・慰謝料への対応がスムーズに。
■ 4. サイバー攻撃・情報流出
POSシステムの停止、顧客データの漏えい、
ECサイト改ざんなど、デジタル化が進むほどリスクも増加しています。
▼ 備え:サイバー保険
→ システム復旧費、調査費、謝罪広告費などを包括補償。
■ 5. 自然災害による店舗・在庫被害
台風・豪雨・地震・落雷による店舗の破損はもちろん、
停電で冷蔵商品が廃棄になるケースもあります。
▼ 備え:店舗総合保険(風災・水災・地震特約)
→ 建物・什器・在庫・休業損害まで対応可能。
■ 小売業は“日常を支える”からこそ備えが必要
小売店は、毎日多くのお客様が訪れ、多くの商品が動きます。
つまり、
「小さなリスクが積み重なりやすい業態」
とも言えます。
事故は防げなくても、
被害を小さくし、信頼を守ることはできます。
そのためにあるのが、保険という仕組みです。
■ 最後に
私はこれまで多数の小売店の事故対応に寄り添ってきました。
その経験からはっきり言えるのは、
“備えをしていたお店は、トラブル後の回復が圧倒的に早い”
ということです。
これからも、現場で起きやすいリスクに寄り添いながら、
お店を守る最適な備えをご提案してまいります。
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